【書籍】時間と言語
目次
第1章 「時間と言語」に関する基礎的考察 (嶋田珠巳)
第2章 時間の流れの科学──患者さんの内観からわかること (河村満・越智隆太・花塚優貴・二村明徳・緑川晶)
第3章 日本語時間名詞の構造 (田窪行則)
第4章 中国語時間詞の空間性──〈過去〉と〈未来〉の空間メタファー (木村英樹)
第5章 指示と時間──トルコ語の指示詞 şu を手がかりとして (林徹)
第6章 エピソード記憶と言語──タイプからトークンへ (青山拓央)
第7章 形而上学的時間論の一方法論としての言語と理論──メタ形而上学的観点から (小山虎)
第8章 演算子の作用域から見た日本語の時制解釈 (中村ちどり)
第9章 理由節構文の曖昧性と時間順序 (西山佑司)
第10章 因果関係と時間──「原因」「結果」を主名詞とする連体修飾節を中心に (有田節子)
第11章 選択体系機能理論の観点から見た英語の時制──ハリデーの解釈とマティスンの細密化 (越智綾子)
第12章 時間の言語的意味のコーパス化──日本語テンス・アスペクト表現理解過程解明に向けて (吉本啓)
第13章 ティンリン語のテンスとアスペクト、時間表現 (大角翠)
第14章 時間語彙の対照研究──時間語彙類型論にむけて (鍛治広真・佐々木文彦・嶋田珠巳)